天文ガイド・購読半世紀の思い出⑤

田中邦明  

 この記事は、天文ガイド1972年1月号から半世紀にわたって定期購読を続け、その思い出を、主に、天文ガイドの表紙と広告からたどるものです。
 今回は前回からの続編ですが、付録のカレンダーやポスターの特集で、シリーズ最終回です。
 
<ポスター編>
ポスター


 最初は
 2007年4月号別冊付録「マックノート彗星」のポスターです。(左奥)
 2007年1月19日に撮影されたもので、撮影者は藤井旭氏、撮影場所はオーストラリアとなっています。

  このポスターを含め15部を保有しています。
  順次紹介すると

 2007年8月号別冊付録「月面図・MAP OF THE MOON」です。
 制作/渡辺和郎となっています。

 2012年8月号別冊付録は珍しい切り抜きタイプのトランプ「森雅之オリジナル・星座トランプ」です。
 「四季の星座絵の画集としてもお楽しみください。」と記載されえています。

 2013年4月号別冊付録は「メシエ天体カタログ」です。
 各画像は小さいものの非常にカラフルで美しい一覧になっています。

 2014年8月号別冊付録は「日本の人工衛星・探査機」です。
 こちらも各画像は小さいものの美しい一覧になっています。

 2014年8月号別冊付録は「タイムラプスポスター」です。
 ポスターの右下隅に印刷されたQRコードを読み込んでアクセスするとポスターになった星空のタイムラプスが見られるという新しい試みでした。

 2016年8月号別冊付録は「宇宙の謎に迫る,南米の天文台群」ポスターです。
 なぜ南米?という気もしましたが、夏休み号なら、日本の天文台ポスターや天体機器メーカー一覧も面白いかも。

 2017年8月号別冊付録は「日食」ポスターです。
 死ぬまでに一度は皆既帯で環境の変化を観察してみたいものです。

 2018年8月号別冊付録は「MARS CALENDAR for OBSERVERS ―2018年7月~8月の火星の表面模様ー」ポスターです。
 2018年の火星大接近の撮影フォトをポスター化されたもので、驚く鮮明さです。

 2020年8月号別冊付録は「火星MAP」ポスターです。
 こんな火星マップが必要なくらい鮮明に見える望遠鏡が欲しいと思います。

 2021年8月号別冊付録は「リアルタイム動画でも見られる星雲・星団・銀河 DEEP SKY OBJECTS IN NIGHT SKY」ポスターです。
 北天・南天・春・夏・秋・冬の6部に対象天体を分け、それぞれにQRコード・URLにアクセスすれば天文ガイドYouTubeチャネルにつながるポスター。

 2022年8月号別冊付録は「MAP OF THE MOON 月面マップ」ポスターです。
 15年ぶりの月面マップです。大きな月面に白字でクレータや海の名前が記載され、美しく見やすいポスターです。

 2023年8月号別冊付録は「2023-2035 皆既日食・金環日食カレンダー SOLAR ECRIPSE」です。
 十二支が一巡する間のカレンダーですが、その間に西中筋天文同好会は創立60周年を迎え、私たちは古希を経て喜寿を迎えます。まだ生きているかも。生きていたなら、また何かイベントをしたいですね。

 2024年8月号別冊付録は「C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS 紫金山・アトラス彗星が肉眼大彗星に!」ポスターです。
 下段に、ウェスト彗星(C/1975 V1)、百武彗星(C/1996 B2)、ヘール・ボップ彗星(C/1995 O1)、マックノート彗星(C/2006 P1)、ラブジョイ彗星(C/2011 W3)、ネオワイズ彗星(C/2020 F3) と懐かしい彗星のフォトが並んでいます。

 2025年8月号別冊付録は「野外星図 月刊天文ガイド創刊60年 FIELD STAR ATLAS」です。
 白地に黒の星と経緯度線、淡い水色の銀河、星座の表示は緑の直線、美しい星図1~8の構成となっています。


  気づけば2013年のメシエカタログ以外は、8月号の別冊付録であることに最近気づきました。
  これらのB2サイズポスターで、手元に残っているのが15部。2015年、2019年は見当たらず、これで発行されたものすべてなのかは定かではありません。なにか夏休み前のワクワク感を呼び起こしてくれる別冊付録です。
 


<カレンダー編>
カレンダー


 2004年1月号別冊付録はA5サイズ「藤井 旭 黄道12星座カレンダー」です。
 黄道12星座と日々の月の満ち欠けを記載したカレンダーです。これがA5サイズ別冊付録の原型になったのでしょうか。

 2005年1月号別冊付録は「藤井 旭 AKIRA FUJII 2005 BEST SELECTION CALENDAR 40th ANNIVERSARY」となっています。
 藤井旭氏の作品からベストセレクションということだったのでしょうか。美しい写真が多く掲載されています。

 2007年1月号~2025年1月号別冊付録は「ASTRO CALENDAR」と表紙に記載され、複数のプロやセミプロの天体写真家の方々の美しい写真を掲載したカレンダーです。
 毎年12月、天文ガイドが手元に届くと、美しさに圧倒されながら、天文年鑑、天体観測手帳とともに、年末の楽しみになっています。

  毎年1月号の別冊付録となっているカレンダーですが、2014年の「ASTRO CALENDAR」のみ12月号の別冊付録となっています。



<番外編>
 2006年1月号別冊付録は「藤井 旭 写真・構成 宮沢賢治と星の世界『銀河鉄道物語』」です。
 「銀河鉄道物語」とされていますが、星景フォトと日々の月の満ち欠けを記載したカレンダー形式は2004年、2005年と引き継がれています。

 2008年4月号の別冊付録は「天文ガイド観測星図」です。
 星図1~8の構成ですが、後半数ページには月面図も載っています。

 2009年8月号と2012年6月号の別冊付録は「日食観測ハンドブック」です。

  これら別冊付録は番外編も併せてデジタルスキャンし個人的に残しておきたいと考えています。



  今回は付録のカレンダーやポスター編でした。
  一旦この天文ガイド購読半世紀シリーズを区切りにしたいと考えています。
  ここまで御覧いただき、ありがとうございました。       2025年 処暑


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