編集後記
                       発刊部 上原 貞治
 
 田中さんの天文ガイドの半世紀の連載が完結した。天の動きは人とは関係無いこととはいえ、50年というのは実に長い。これだけの期間があれば、福井さんの記事にあるSeeStarのような以前の感覚では想像も及ばない新兵器も出るわけである。私は、2000年代に、置き場所の関係で天文ガイドの定期購読を止めてしまったが、そのあと、高感度のデジタル製品が値下がりしたようで、それを毎月フォローしていたら一眼デジカメ以外のものも買って天文人生も変わっていたかも知れないと思う。今では、おカネと気力の問題で、それほど対象を広げるわけにはいかない。
 
 いわゆる高齢者の年代に入って、約3年が経過した。若い頃は、自分では多趣味と思っていたが、歳を取るとできたこともできなくなり、また、意欲や楽しみが減ってきて無趣味になっていく。さいわい、天文趣味は残っているが、趣味が減るのはよろしくない傾向だと思うので、AIのChatGPT先生に、「日本の高齢者のメジャーな趣味、かつ、広くお勧めできるもの、トップ5ランキング」をお尋ねした。答えは以下の通り。
 
−−− ChatGPTによる生成
日本の高齢者に人気&おすすめ趣味トップ5
 
1.散歩・ウォーキング
健康維持に良く、気軽に始められる。自然や街並みを楽しみながら身体を動かせるので人気。
 
2.園芸・ガーデニング
自宅の庭やベランダで植物を育てる楽しみ。リラックス効果が高く、達成感も得られる。
 
3.読書
認知機能の維持にも良いと言われている。好きなジャンルを楽しめ、静かで落ち着いた時間が過ごせる。
 
4.囲碁・将棋
脳を使うゲームで頭の活性化に最適。交流の場にもなり、新しい友達作りにもつながる。
 
5.手芸・編み物
手先を使うので認知機能維持に良い。作品を作る楽しみもあり、趣味仲間ができやすい。
−−− ここまで
 
 なるほどと思うが、このうち、1、3、4は、すでにそこそこやっている。ウォーキングや散歩は特に好きではないが、持久力の体調観察のために、片道2kmくらいは歩く原則にしている。3.は、電子書籍で、老眼鏡無しで、文学が安価に楽しめるのは有り難い。4.は囲碁をAI相手にやっているし、プロ棋士同士の対戦もテレビやネットでそこそこ楽しめるようになった。AI評価やYouTubeの解説があるので、対戦者の戦略がわからなくてもわかった気になって観戦できる。
 ガーデニングや手芸は、場所の制約や趣味的なこともあるので、ちょっと今は手を広げにくいので、当面は、既存の3つの充実をさらに図ることになるのだろう。そのうち、手軽なのは、散歩の範囲を広げること、読書の範囲を広げることだろう。散歩なら商店街やショッピングモールにいくとか、読書ならある外国の国の文学に絞って翻訳文学を楽しむことかななどと思う。囲碁はもう簡単には上達しそうにない。
 
ということで、あまり収穫のない調査であったが、一応、せっかく検討したたことなので、記録に残して置く。ご参考になればと思うが、皆様は、この程度のレベルの趣味探しで困っていらっしゃるということはないかもしれない。

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