太陽と月の位置の計算式は、天文年鑑2002、182-183ページにあるものを使いました。
 月の位置に約0.1度の計算誤差がありますので、傾きの計算結果にも0.1度くらいの誤差があるものと推測します。月の高度に影響を与える地心視差は補正してあります。
月齢にも最大0.1の誤差があります。月齢は、太陽と月の黄経が一致したとき(地心視差はここでは考慮しない)を0と定義しています。
 
 三日月(月齢2.0〜5.0としました)と有明月(月齢24.5〜27.5としました)が、高度15度〜40度の範囲に出ていて、その地平線に対する傾きが15度以下になる場合の日時(10分ごと)と傾きの角度を示しました。ある程度空が暗くないと三日月らしくないので、太陽の地平高度がマイナス6度(地平線下6度)以下になる場合に限りました。