2001年しし座流星群速報
 
                    上原 貞治 編
 
 すでにご承知のことと思いますが、今年のしし座流星群は、11月19日の早朝、日本で大出現が見られました。現在までに、西中筋天文同好会で集められた成果の一部をここで公開します。 次号の銀河鉄道に詳報を載せる予定です。
 
 
 上原(茨城県つくば市)は、つくば市の自宅周辺で、眼視による計数観測を行いました。
また、同時に、35mmカメラによる広角撮影とI.I.付きビデオによる輻射点付近の望遠撮影を行いました。
 次の写真は、35mmカメラ(標準ズーム f=35mm、フィルム:フジカラースーパー400)で11月19日02時05分から5分間露光したものです。写野のすぐ下に街灯があったため、かぶっています。


 
 次の2枚の写真のうちの1枚は、I.I.付きビデオ の装置を撮ったものです。40mm単眼鏡式イメージインテンシファイアー(ロシア製)、ニッコール標準レンズ(逆向き)にソニーハンディカム8mmビデオをコリメート式に取り付けたものです。もう1枚は、ビデオに写った流星をモニタに表示したものをデジカメMe_siaで撮影したものです。動画でお見せできないのが残念です。


 
 福井雅之氏(静岡県函南町)からお送りいただいた写真を紹介します。箱根で撮影をされました。 撮影者のコメントとして、「箱根の空が結構明るかったこともありもう一歩の出来映えですね。2個ですがどちらもきれいに写りました。」ということです。フィルムはFUJI SUPERIA ズームマスター800です。


 
 次号の詳報には他の写真や観測結果の集計などを載せる予定です。