編集後記
発刊部
 
 
 前号には福知山の花火大会での爆発事故について書いたが、今度はそのすぐあとに台風18号で大洪水が起こった。西中筋天文同好会の本拠にある由良川で災難が続いたのはいたたまれない気持ちである。被害に遭われた方々には心よりお見舞いを申し上げます。それでも、洪水のほうでは、必要な人は無事に避難して一人の死傷者も出なかったことは、さすがは日頃の地域の防災対策の賜物として深く敬意を表するものです。
 
 最近は血の巡りが悪くなって、冬になると寒くて困る。夏は血の巡りがいいのでやっぱり暑い。本当に困ったもので、寒くなると何もやる気がしなくなる。世の中には、寒い方が心身が締まって仕事も運動も良くできるという人も多いようだが、私はまったくそんなことはない。寒いと寝るしかないのである。
 
 でも、今年は、なぜが、月夜を冒して「ふたご座流星群」の写真を撮ってみた。ふたご群流星が写真に写ったのは、おそらく生涯2度目くらいだと思う。努力賞の幸運と言うことであろうか。それでは、2014年にも幸運がありますように!
 
 
   ふたご群流星 (流星が出た背景は、いっかくじゅう座)
2013年12月14日21時54分 露出30秒、ニコンD70、標準レンズ(f=50mm、F1.4)絞りF4、ISO800。トリミング。月明が強く原版は真っ白だったのでかなりの画像補正をした。茨城県つくば市より撮影 上原 貞治
この流星は、肉眼でも出現を確認した。1等くらいであった。けっこう速かった。
 

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