編集後記
 
   発刊部
 
 
  全国の西中筋天文同好会の会員、準会員の皆様、ご支援をいただいている皆様、会誌「銀河鉄道」の読者の皆様、私たちの「銀河鉄道」はついに創刊40周年を迎えました。
 
 最初に、お忙しいところ今号にご投稿を下さいました、中久保さん(旧姓・大槻さん)、福井さん、田中さんに最大級のお礼を申し上げます。「かつて西中筋天文同好会という のが『銀河鉄道』とかいうものを出していたな」と思い出すだけでもすばらしいことだと思うのですが、なんと現役で発行されている会誌に新たな原稿を投稿していただけるというのは、ものすごいことであります。
 
 次に、今回、投稿を検討して下さった方(でも諸般の事情により投稿できなかった)、中高生時代のことを思い出して下さった方、そして今、今号を読んで下さっている方に深くお礼を申し上げます。それだけでもすばらしいことです(上に書きましたね)。
 
 そして、今さらながらですが、「銀河鉄道」の最初の3年間にご支援を下さった方々に深く感謝をいたします。最初の3年がなければ、当然のこと ながら、その後の37年はありえませんでした。さらにもうひとつ、別記事に書きましたが、15年あまりの空白のあとの通巻49号を1994年に編集されま した田中邦明氏の「渾身の一撃」を高く評価させていただきたいと思います。
 
 2012年の後半はずっと創刊40周年ということにしまして、次号も「40周年記 念号その2」としたいと思っております。今回ご投稿のチャンスを逃された方は次号に原稿をお願いできませんでしょうか。といっても、2012年中に発行し ないと格好がつかないし、年末になるとどちら様も苦しくなってくるので、できれば12月前半までに、送って下さるようお願いします。
 
 
 さて、今年の5〜8月は、ビッグな天文イベントが3つあって、金環日食、金星の太陽面通過、金星食と続きました。私は、これを、太陽、月、金 星リーグ戦と呼んでいましたが、今回幸いにして、金環日食の写真も撮れましたし、金星の太陽面通過の写真は、福井さんと中久保さんが送って下さいました。 私のところではどうだったかというと、ほとんど曇りで、雲間からチラッチラッと見えただけでしたので、写真を撮る暇はなかったのです。では、金星食はどう だったかというと、これも曇りでした。でも、金星の出現のあと20分後くらいに雲間から撮れた写真があるので、下に載せておきます。これで、我々の3天体 リーグ戦参入は2勝無敗1分けで、決勝トーナメントに進んだことにしておいて下さい。



kinseishoku

金星食の終わったあと
2012年8月14日3時50分 望遠ズーム、
茨城県つくば市にて、上原 貞治
 

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