2009年9月〜2010年4月の天文現象の報告
                          上原 貞治
                               
 
◎10月19〜21日にオリオン座流星群の出現が予報されましたので、20日と21日の早朝と20日の深夜に短時間でしたが夜空を見上げました。オリオン座流星らしきもので見られたのは、合計40分で1つだけでした。(他の箇所からは、ある程度の出現があったと報告されています。)
 
◎ 26年という長い周期の変光星、ぎょしゃ座ε星の極小時期でしたので、12月に何回か観測をしました。
 
◎>12月のふたご座流星群は月がない最良の条件です。
 14日夜に25分間観測しました。2個の群流星が観測できました。
 
◎1月1日早朝の部分月食の撮影をしました。表紙写真をご覧ください。がんばって初日の出も見ました。
 
◎1月5日に予報が出ていた小惑星(96)アエグレによる11等星の食の観測をしました。減光らしきものをとらえたのですが、他所の観測とは合わず、掩蔽としては通過であったようです。
 
◎3月18日、19日と、「平らな三日月」の予報を出していたのですが、18日は曇りで見られず、19日に写真撮影をしました。(これも表紙写真)
 
 今年は、2月以降、天候不順のため、81P/Wild彗星ほかの彗星などは観測できておりません。4月下旬に多少持ち直していますが満月なので、5月以降に期待したいと思います。

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