編集後記
 
○ 今日は8月16日です。いつ世に出せるかまだ目処も立っていませんが、まずは編集後記を書き始めることにしました。 なんか、今はやりのブログのノリです。
 
○ 8月14日に福知山高校第28回卒業生の同窓会がありました。この種類の同窓会としては初めて参加しました。会う人のほとんどは30年ぶりでして、長い旅をして来たような不思議が気持ちがしました。 残念ながら、私のほかに当会の「正会員」の方の参加はありませんでしたが、一緒に月食や流星を見に行った人たち(実名を書きたいところですが、本人のご了解を得ていないので差し控えさせていただきます)や銀河鉄道に寄稿していただいた先生とお話しすることができました。そのことを30年たっても憶えておいていてくださる、というだけでも西中筋天文同好会はエライもんです。お声をかけてくださいました方々、同窓会のお世話をして下さった方々、どうもありがとうございました。
 
○ 上の同窓会の前後に当同好会の田中氏に会うことができました。今年はペルセウス群が見られなくて残念、いずれは観測所の建設を、といったような話をしました。こういう話をするたびに、人生は長いのか短いのか、というようなことまで考えるようになりました。年ですね。同窓会もあったので昔のことが急に懐かしくなりました。もし、この文を見ておられる当会の関係の方がいらっしゃいましたら、お好きなときに電子メールでよろしいのでご連絡下さい(連絡先は、当HPトップの上の方にある「西中筋天文同好会の自己紹介」をご覧下さい)。ところで、すでに同窓会や電子メールで何人かの方々から「西中筋のHP見たぞ」というご連絡をいただいています。いつもありがとうございます!!!
 
○ というわけで、うちわネタが長くなりました。他の最近あったことを書きます。当会のホームページにも載せている麻田剛立に関する私の研究に関して、国立天文台の「談天の会」(天文学史の研究会)でお話しをさせていただきました。ある程度ご年配の方がほとんどかと予想していたのですが若い方も結構いらしていまして、ちょっとうれしく思いました。もちろんヴェテランの方々に拙論を聞いていただいてありがたく存じます。天文学史は総合学問(最近は縦断的分野というらしい)なのでいろいろな立場の方が参加されることは大変重要です。
 
○ テンペル彗星への探査機の接近と衝突実験、野口さんの宇宙飛行、第10惑星の発見?それからもうすぐ予定されている小惑星「イトカワ」への探査機のタッチダウンなど宇宙関係のニュースが目白押しです。やはり、こういうニュースは、みんなで宇宙を盛り上げているという感じでいいですね。宇宙を盛り上げて、人類を盛り上げて、希望の未来へとつなぎましょう。諸問題を心配することも重要ですが、気持ちが盛り上がらないと解決することも解決しません。