○小惑星エロスの地球衝突可能性

 特異小惑星エロスは、地球に接近する小惑星のうちもっとも
大きいもののひとつである(km)が、イタリアとフランスの
天文学者が、将来にわたる軌道の変化を計算し、遠い将来にお
ける地球への衝突の危険性を見積もった。
 その結果、向こう10万年間は、衝突の危険はないものの、
100万年後までとなると、衝突の可能性は五分五分であると
いう。
 6500万年前に落下した小惑星の影響で恐竜が絶滅したと
いわれているが、恐竜を滅ぼした小惑星の推定直径よりエロス
の方が大きい。